日頃から美容法に気を遣っている方も多いと思いますが、年齢を重ねると徐々に気になり始めるのがほうれい線です。
すっと筋のような線が鼻から顎にかけて入るので、見た目が気になることも多いですよね。
年齢もあるし仕方がないと諦めてしまいがちですが、実はほうれい線はきちんとした予防法やケアの方法があるんです。
こうした方法を取り入れることで、年齢を重ねてもほうれい線知らずの肌を作ることができますよ。
ほうれい線の予防
ほうれい線を予防するためには、まずは紫外線対策をしっかりと行いましょう。
紫外線は目には見えにくいですが確実に肌にダメージを与えています。
肌には細胞があり、ネットのような網を作っているのですが、紫外線はこの肌の細胞で作られたネットを切断してしまう力を持っているため、これがほうれい線の原因となってしまうのです。
紫外線ケアのために効果的なのは、まずは紫外線が当たらない場所にいるようにするということ。
春や夏などは日差しが気持ち良いですが、一方で紫外線量も増える時期ですので、なるべく屋根のある場所や日傘を使い、紫外線を避けましょう。
また、紫外線対策用のクリームを使うのもおすすめです。
これを肌に塗ると紫外線を吸収してくれたり、跳ね返してくれたりする成分が入っていますし、このクリームは市販で売られているものなので、入手にも困りません。
ほうれい線のケア
ほうれい線は、一度できてしまうと中々以前の状態に戻りにくいものですが、ピーリングという方法でケアをすることができます。
ピーリングは肌の表面に薬剤を塗り、余分に溜まった角質を取り除いていくという方法で、これによって肌の角質を取り除くと全体的に肌がきれいになり、ほうれい線が目立ちにくくなります。
また、健康的な食事とサプリメントを摂ることでもほうれい線を目立ちにくくすることができます。
ビタミンなどの肌に良い成分を積極的に摂るようにしていると、肌の細胞も新しいものになり、元気な状態に戻ります。
ただし、年齢により衰えが始まっている証拠でもあるので、入念にケアを行いながらクリニックなどで治療を行っていくとより効果を発揮できます。
最近では『肌の再生医療』と言って、自分の肌細胞を移植して治療を行っていく方法というのも出てきていますし、外用薬ではないので副作用のリスクも抑えることができるのです。
あくまで個人差が出るものなので、数ヶ月で効果が現れる場合もあれば一年以上かかる場合もあります。
治療は最終的な方法として考えておき、日々のケアを中心に行っていくことが大切なのです。