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賃貸経営物件を購入するまでの過程

賃貸経営物件を購入するまでの過程

コロナ禍において、テレワークやリモートワークの普及で都心部の人口流出が進んでいるといいますが、これからのことを見込んで今こそ賃貸経営を目指そうと考えている人もいるのではないでしょうか。

賃貸用の物件用意するときには、アパートやマンションを購入しなければなりません。
新しい建物を建てる方法もありますが費用も時間もかかる上とても大掛かりになってきます。ここでは、ほぼ初めてというかたに向け、賃貸経営のアパートやマンションを購入するまでの過程を説明します。

将来的に家賃収入を見込んでの投資になりますが、大きな買い物であることは間違いありません。
リスクをできるだけ減らし、着実に準備を整えましょう。

自己資金の用意

まず自己資金を用意します。

おもに物件を購入の取引の際は手数料などの支払いに使います。
ですから自己資金Oでも、アパート経営はできると言われていますが、
リフォームやいざという時に備えて、手元にはお金があった方が良いでしょう。
自己資金は出来るだけ多い方が良いですが、自己資金比率は物件価格の約2割は最低でも必要になってきます。
どうしても、資金が少ない場合は、再建築不可物件も選択肢に入れてみはいかがでしょうか。再建築不可物件はその字の通り建築基準法により、再建築ができない条件がついた物件のため、安く流通されているからです。利便性のよい土地なら需要もあり、その分家賃も下げられるというメリットがあります。ただし、再建築不可物件は築年数が古い物件が多いのでリフォームはほぼ必至になるためリフォーム代を用意する必要性はあります。

物件探し

自己資金が用意できたら、物件を探します。
インターネットをフルに活用しましょう。
「賃貸経営」「物件」という言葉を使って、検索すると、物件を見つけやすいです。
新築の物件もありますが、賃貸経営に初めて乗り出す時には、
中古の物件の方が良いでしょう。
価格も安いので、借金のリスクを小さく抑えることができます。

関連記事▷人気のある賃貸物件の特徴とは

物件のチェック

良さそうな物件が見つかったら、それを見学します。
物件の外見や内部、近くにある公共施設、交通の便など
気になる点をすべてチェックします。
駐車場やゴミ捨て場などの細かなところも、しっかり見るようにします。
物件が気に入ったら、ローンの査定をします。
気に入った物件の担保価値や借り手の属性によって、ローンの金額は左右されます。
自己資金と合わせて、物件購入が可能か判断します。

購入の申し込み

売り手の希望の条件とこちらの希望の条件が一致すれば、売買契約を結びます。
手付金(売値の2割以内)を支払い、契約書を作成します。
銀行でローンを申し込み、審査を受けます。
借り手の属性や物件の担保価値によって、
審査にある程度の時間がかかることもあるでしょう。
審査に受かったら、アパートローンの契約を結びます。

不動産登記

最後に物件の購入代金と不動産取引に必要な手数料を支払い、不動産登記を済ませます。
火災保険にも入ります。
ここまで来たら、大家さんになることができます。

この後、物件に空きがあったら、その部屋の入居者をできるだけ早く見つけます。
物件に老朽化したり、傷んだところがあったら、それらを修理します。
物件を購入した不動産屋が管理会社も兼ねていたら、
入居者や修理はそこに頼めば良いでしょう。
入居書を募集するときには、賃貸専門雑誌に広告を出すのが良い方法です。
インターネットの広告もありますが、実際に部屋を探している人は、
コンビニ等で売っている賃貸雑誌をよく読んでいます。