普段のスキンケアが重要な敏感肌
肌質の中でも特にメイクに苦労をするのが敏感肌です。
敏感肌体質の人は市販のメイク用品の種類によっては肌に炎症を起こしてしまうこともあり、一旦肌荒れを起こすとメイク自体ができなくなってしまいます。
なぜ敏感肌になってしまうかというと、原因はアレルギーや体内の免疫低下、他には外的な要素によって引き起こされてしまうことなどがあります。
また、加齢も乾燥の原因のひとつです。40代を過ぎると、シワやシミ眼瞼下垂などに悩む人も増えてきます。
そのため普段から自分の肌にあったものを使うことが大事です。
化粧品を使用していて肌に違和感を感じることがあったら早めに使用を中止し、できるだけ悪化させないようにするということが重要です。
敏感肌を発症してしまうと、皮膚の皮脂のバリアがほとんど効かない無防備な状態となってしまうため、わずかな薬品の刺激であっても肌荒れの原因になってしまいます。
生まれつき敏感肌という人もいますが、ほとんどの場合はもともと肌質の弱い人が生活の中で肌に刺激を受けることで体質が悪化して発症します。
敏感肌になりやすい人としては「日焼けに弱い(すぐに肌が赤くなったりヒリヒリしたりする)」「化学薬品に弱い(合成洗剤や市販薬で肌荒れなどを起こしたことがある)」といったことが挙げられます。
既に敏感肌を発症している人や、今後敏感肌が悪化する可能性の高い人は、肌に刺激のない素材の化粧品を使用するようにしましょう。
ファンデーション選びとともに敏感肌で重要なのがスキンケアです。
顔を洗うときに使用する石鹸や、毎日のケアで使用する化粧水や乳液にも気をつけ、できるだけ刺激の少ないタイプのものを選びましょう。
紫外線を防ぎ肌バリアを作るメイク
敏感肌の人は肌を傷めないようにするため、メイク自体しない方がよいかというと決してそうではありません。
むしろ肌に直接刺激が加わらないように、防御機能のある製品でメイクをするのが望ましいと言えます。
ファンデーション選びのコツとしては「油分の少ないタイプ」と「天然素材を使用したミネラルファンデーション」を選ぶということです。
まず油分の多いクリームファンデーションやリキッドファンデーションの場合、肌に付着をする力が強いため洗い残しが起こりやすく、その分肌に負担がかかります。
安い市販品では石油を原料にした化学薬品がもとになっているので、肌質を悪化させてしまう原因になります。
肌に負担をかけにくい天然素材のみを使用したのが「ミネラルファンデーション」で、これはパウダータイプとして販売されています。
ただし「ミネラルファンデーション」という名称で販売されているものの中にも、界面活性剤やシリコン、油剤といった添加物が含まれているものも時々見られます。
購入をする場合には、天然の顔料のみで添加物が混入していないものをしっかり成分表示で確認しておきましょう。